AIの画像生成サービスの比較(一部実際に使用してみた感想)
- 作成日: 2025-02-15
- 更新日: 2025-02-23
- カテゴリ: 画像生成
主要なAI画像生成サービスについて、特徴と用途を解説させていただきます。
DALL-E 3
DALL-E 3(ダリスリー)はOpenAIが開発した最新の画像生成AIです。
テキストの理解力が高く、詳細な指示に従って正確な画像を生成可能です。
人物の表情や姿勢、細かいディテールの表現などが得意です。
ChatGPTと統合されており、自然な会話から画像生成が可能になっています。
DALL-E 3はChatGPT PlusかMicrosoft Copilotで使えます。
- ChatGPT Plus
- Microsoft Copilot
ChatGPT PlusでDALL-E 3を使う
DALL-E 3はChatGPT Plusで使うことができます。
ChatGPT Plusは月額20ドルの有料サービスになります。
チャット画面の中で「画像を生成して」とお願いするとDALL-E 3を使った画像生成を行えます。
1日当たりの生成回数に制限があります。
有料サービスのための当サイトではレビューしておりません。
Microsoft CopilotでDALL-E 3を使う
Microsoft CopilotでDALL-E 3が使えると聞いたので使ってみました。
Copilotの利用にはマイクロソフトのアカウントが必要です。
チャットで
「三匹の子豚とその上に光る笑う月の画像を生成して」
というプロンプトを入力したところ綺麗な画像が生成されました。
笑う三匹の子豚とその上には笑っている月の絵。
Copilotで生成した画像は商用利用が可能かどうか不透明です。そのためこの記事でも画像は載せていません。
商用利用を目的にしている人は使わない方がいいでしょう。
Midjourney
Midjourneyは芸術性の高い画像生成が特徴の画像生成サービスです。
幻想的で印象的なビジュアルを生成です。
Discordを通じて利用するのが特徴的です。
バージョン5では写実的な表現力も大幅に向上しました。
Midjourneyはかつては試用プランがあり、無料で使うこともできました。
しかし今では廃止されており、最初から有料プランを浸かっていく必要があります。
有料プランは以下の通りです。
- ベーシックプラン: $10/月
- 月約200枚の画像生成が可能
- 基本的な機能のみ
- スタンダードプラン: $30/月
- 月約900枚の画像生成が可能
- より高速な生成速度
- プロプラン: $60/月
- 月約3,000枚の画像生成が可能
- 最速の生成速度
- 優先的なサーバーアクセス
有料プランしかないため当サイトではレビューしておりません。
Stable Diffusion
Stable Diffusionはオープンソースで、ローカル環境でも実行可能な生成系AIです。
カスタマイズ性が高く、自分で学習させることも可能です。
Web UIやGoogle Colabなど、様々な形で利用可能になっています。
モデルの改良が活発で、機能の進化が速いのが特徴です。
HuggingFace SpacesでStable Diffusionを使う
HuggingFace Spacesでは多くのアーティストが公開しているモデルを試すことができます。
生成速度は比較的遅いです。
Stable Diffusion系のモデルも使えます。
無料版の商用利用は非推奨とのことです。
Leonardo.ai
基本的な機能は無料で利用可能で、毎月150クレジットが付与されます。
Stable Diffusionの1.5と2.1が使えます。
使ってみた感じは私はこれが一番使いやすかったです。
毎月150クレジット無料なのもいいですね。
無料版でも商用利用可能とのことです。

Adobe Firefly
Adobeが開発した創作者向けの画像生成AIです。
Photoshopなどのクリエイティブツールと統合されてます。
商用利用に特化した学習データを使用。
テキスト、画像編集、ベクター生成など多機能です。
Google Imagen
Googleが開発した高品質な画像生成AIです。
自然な質感や光の表現が得意です。
Google WorkspaceやCloud Vertexを通じて提供されています。
企業向けの利用に焦点を当てています。